2013年4月16日火曜日

国際派プロフェッショナルのススメ


1月7日からノンストップで働いておりますが(笑)、今月で土日の仕事は辞めるので、そろそろブログの更新も復活したいなぁ。今日は石倉洋子さんのお話を聞きにアゴス・ジャパンに行ってきました。
http://www.agos.co.jp/useful/eventarchive/20130416.html

名前はよく知っていたけれど、ご本人にお会いしたくて。時間ができたらまたまとめるけれど、本にサインをいただく時に「9月から留学をしますが、これだけはやっとけ、というのはありますか?」とお尋ねしたら、「体力をつけること」とのお返事でした。体力があれば、乗り越えられるもんね。お金だってどうにかなる。体力、自信あります!

以下メモ。

・黒川清・石倉洋子「世界級キャリアのつくり方」
・石倉洋子「グローバルキャリア」

・石倉洋子ブログ
・石倉洋子ツイッター

・黒川清ブログ
・黒川清ツイッター
・http://www.agos.co.jp/useful/eventarchive/20130114.html

・ウェブで学ぶ
・Davos experience in Tokyo ダボス会議を東京で経験する


"Go global!"という言葉、TPPをプロジェクトワークでやったときの"Be global"を思い出してしまった。共著者の黒川先生は、偶然ながらお声がけをいただいていて近々研究室にお伺いする予定なので、またエネルギーをもらってこよう!


2013年3月28日木曜日

PRプランナー資格認定証


4月から企画課に異動になるけど、広報の仕事が最後までできるのはうれしい。プロとして最後の最後まで貢献したい。ロゴ商標登録、公式Facebook、レスポンシブデザイン、新しい公式グッズ、ジャーニー・マップなど。やりきれるかなぁ・・・。3次試験のレポートはいつか必ずアップします!

2013年3月19日火曜日

航空券の手配と大学寮の手続き

なかなかブログを書く時間が取れないのだけれど、取り急ぎ。授業開始が9月9日(正式には11日らしい)と、渡英まで半年を切ってしまったので、やっぱり気になりだしたのが航空券。SI-UKの方には、

イギリスにご入国できるお日にちですが、ビザを申請する際、コース開始日の1ヶ月前よりご指定いただけます。(ビザに入国開始日が印字されるためで、そのお日にちより前に入国することはできません。)ただし、ビザの審査官の裁量によっては、ご指定いただいた日よりも遅い入国日でビザを発給する場合もございますので、航空券はビザが下りてからご購入いただくことをお勧めしております。 航空会社や旅行代理店によっては、出発日の変更が可能な航空券を販売しているところもあるかと思いますので、お問い合わせいただけますと幸いです。

とのことだけど、もちろんできるだけ安いチケットを手配したいから、ビザは待っていられません!観光を含めルートを検討中・・・。いつ頃現地入りしたらいいんだろう?と思ってStirlingのStudent Recruitment ManagerのScottさんにメールしたら、

Your orientation will commence on the 9 September and I believe teaching starts on the 11th Sep. Student will normally plan to arrive the weekend (7th/8th Sep.) prior to the 9th Sep. to settle into accommodation. If you're applying for University accommodation I believe this can be reserved from early April. You should receive information about this (if you haven't already) from admissions soon.

とのこと。結構ギリギリなのね。と思ったら、CCしていたプログラムディレクターのJulia先生からもメールが来て、

Scott's information is correct - and I also recommend you arrive earlier so you have a chance to settle in and explore a bit!
You will be sent information regarding student accommodation in April when the booking process opens. The majority of our MSc Strategic Public Relations (Double Degree with Lund University) tend to stay together in university accommodation as you only need it in Stirling from Sept until December (4 months).

とのこと。やっぱり少しは早く着きたい。でも9月に入ってからの方が少しは安くなるのかしら?大学寮は4月に入ったら手配できるけど、2013-2015のメンバーはどんな国から来ているのかな・・・ようやく現実味を帯びてきました。楽しみ。

2013年3月16日土曜日

私が「白熱教室」で学んだこと



マイケル・サンデル教授の白熱教室ブームに乗ったタイトルではあるけれど、留学前の私にとっては授業や勉強のポイントなど具体的にイメージできて結構参考になった。

p34
「彼女のように、準備ができていなくても受け入れなくてはならないようなことは、きっとみんなの人生でもこれから起こるだろう。でも、将来はエンジニアリングのように計画してつくり出せるものではない。そんなときは、人生は一つの長い学習の道だと思えばいい。いま目の前で起こっている変化を受け入れたときに、私はどれだけ、理想の自分に近づくための学習ができるだろうか、という質問を自分に投げかければいい」
「その学習の道を歩むためにも、サポートしてくれる人を見つけること。そして、その人たちのために、そのサポートをあたため育てるために、自分は何をすべきかを忘れないこと」
自分がどんなフェーズ(段階)にいて何を経験していようとも、つねに謙虚かつ自信ある自分でいるために、正直に向かい合える人を見つけることが大切だと、教授は説きました。
つまり、ここにあるのは、もはや理論を超えたもの。世の中では予測不可能なことが唐突に起きる。それらの出来事に対処していくためには、謙虚さや自分への信頼感、そして「愛」が重要だと“学校の授業”で説いているわけです。
それが世界に誇る、ハーバード・ビジネススクールの「リーダーシップ」の授業でということは、特筆されるべきことだと思います。

P38
私が在籍していた当時、アメリカで経営学を学ぶ人間なら誰もが憧れる存在、GEの元CEO、ジャック・ウェルチ氏が講義をしてくれたことがありました。そのときに心に残ったメッセージは次のようなものです。(中略)
Never modify yourself to play a game in a corporation.
Never sell out yourself.
Don't let yourself lose your soul.
Authenticity is everything.
(自分らしさを失うということは、魂を失うことと同じ。自分らしくいられない会社で時間を無駄にするな。会社にフィットするために、自分を裏切るな。真の自分であることが何よりも大切なのだ)
ここにあるのは、経営学のハウツーではなく、まさに「哲学」そのものです。

p42
つねに考えさせてくれたのは「目的意識とプロフェッショナリズムをもった生き方を」というテーマでした。
どういうことかといえば、よく教授が言っていたのはこんな話です。
「お金や役職などは、簡単に奪われてしまう。そういうものを追い求めると、今回のような不況になったとき(ちょうどリーマン・ブラザーズが倒産した時期でした)、自分を見失ってしまう。そうではなくて、どんなときも決して誰にも奪われないものを探し、見つけて、育てていってほしい」
金銭や地位を自分にとっての基準にすると、状況が変わったときに一瞬にすべてが奪われてしまいます。でも、自分がやりたいこと、成し遂げたいこと、変えてみたい世界、そういったゴールを掲げて行動していけば、日常の変化に大きく打撃を受けることなく、自分を見失わない―。
教授はよく不正会計などの問題をとり上げ、幸福な人間として人生を送るために「目的意識とプロフェッショナリズム」をもつべき、といったことをテーマにしました。その「プロフェッショナル」の部分に、会計という専門的な要素が入ってくるわけです。
この発想の違い、深さ。ここにアメリカで言われる「勉強」の本質があるのです。
私が本書で提示したいのも、まさにそうした「生き方を決める勉強」です。迷ったときに自分がどうすべきか、どう対処すべきかを決める本質的な勉強の必要性なのです。

p47
私が考えた自分の成功の定義は、こういうものでした。
To succeed means to be fully self-aware, not being influenced by others, and be able to pursue my original way of life in order to make a positive change in someone’s life through work, family, and community involvement.
「私にとっての成功とは、自分をよく理解し、他者に影響を受けることなく自分らしいオリジナルの人生を追究し、仕事や家庭、社会への関与により誰かの生活をよりよくする変化を起こすこと」

p61
「他者からどう見られているか」という点に関して言うと、アメリカの学校に入ると、日本人は必ずほかの国の子から日本について質問されます。
それも、高校から大学、さらに大学院とレベルが上がるにつれて、「より難しいこと」を聞かれるようになっていくのです。だから自国の歴史や文学を熱心に勉強しないと、アメリカではやっていけないところがあります。
もちろん授業でも、日本のことがテーマになると、真っ先に私のような日本人留学生は、教授からの指名を受けます。 たとえばハーバード・ビジネススクールの一年目に、マクロ経済の授業がありました。そのときに日本の高度経済成長期のケース(事例)を取り上げることが結構あったのです。
日本人がこの授業に臨むときは、あらかじめかなり勉強しておかなくてはなりません。時代背景などを頭に入れ、自分の意見をしっかりつくっておかないと、とんでもないことになってしまいます。

p106
いかに時間を捻出し、ケースを読んで、考える時間をつくるか。
すでにディスカッションの戦いは、普段のタイムマネジメントの段階から始まっているわけです。入学後にどれだけ早く、自分なりのスケジュール管理や、授業を軸に据えた時間攻略法を編み出せるかが、ハーバードで好成績を収めるためのコツになります。

p109
教室の内外で、教授たちといかに信頼関係を築くかが大切になります。
教授の部屋に質問をしに行く。キャリアの相談に行く。教授の専門分野に自分は興味があるのだと示す。授業の前日に、「過去二回、授業で発言していません。次の授業は私が過去に体験したことのあるチームワークの難しさについての話で、ぜひ発言したいのでよろしくお願いします」というようなメールを書く。
そういうやりとりのなかで教授に名前を覚えてもらい、自分が意欲的であることをアピールし、信頼関係を築いていくのです。

p181
ビジネスケースを考え得る授業でも、教授たちはたえず「家族の重要性」を説くのです。前にも、離婚の問題をとり上げたケースを紹介しましたが、ほかにも「家族」をテーマにしたスライドを学生たちに見せて考えさせるような授業をした先生もいました。
つまりハーバード・ビジネススクールという、ある意味、やがて世界でいちばん忙しくなるビジネスパーソンたちを世に送り出す場所で、むしろ仕事に縛られず、自分の人生における幸福感を最重視した選択をするように説いているわけです。
アメリカでは日本以上に、キャリアウーマンが結婚後、あるいは出産後も働き続けられる環境があることも大きいのですが、アメリカでは、エリート層ほど家族をつくり、子どもを育てていくということをきちんと人生目標に据えているのだと思います。
じつはそんな「当たり前」に思えることが、難しいことであると同時に絶対に妥協してはいけない大切なことだからこそ、エリート層の意識が高いのかもしれません。

p191
私自身は、ハーバードで教授たちが口をすっぱくして教えてくれた、「よいパートナーを選ぶことの重要性」が認識できた気がしています。このシリコンバレー移住計画を通して痛感した、私にとってのよいパートナーの定義は、「人生をオリジナルにデザインする柔軟性と創造性があり、行動力が伴っていて、かつ肯定的で明るい人」というものでした。

p229
アメリカの詩人ラルフ・ワルド・エマーソンの「Success(サクセス)」という詩

「成功とは何か」

To laugh often and much. 
(よく笑うこと)

To win the respect of intelligent people and the affection of children.
(知的な人からの尊厳を得て、子どもたちに好かれること)

To earn the appreciation of honest critics and endure the betrayal of false friends.
(よい評論家に認められ、見せかけの友人の裏切りに耐えられること)

To appreciate beauty, to find the best in others.
(美しいものがわかり、他人のよいところを見つけられること)

To leave the world a bit better, whether by a healthy child, a garden patch or a redeemed social condition.
(この世をすこしでもよいものにして去ること。 それが、元気な子どもを育てることや庭を造ることでも、 社会問題を解決することでもよい)

To know even one life has breathed easier because you have lived.
(そして、たった一人でもいいから、私の存在によって 心が安らいだ人がいるということを知ること)

This is to have succeeded.
(それができたら、人生は成功だったと言える)

このように、人生において守るべきものと目指すべきものをしっかりと築き上げ、限りなく自分自身を前進し続けるものこそ、本当の「勉強」なのだと思います。

2013年2月17日日曜日

リッツ・カールトンと日本人の流儀


リッツ・カールトンと日本人の流儀

毎日の生活を支えるものは、自らが得たものである。長い人生を支えるものは、人に対して与えたものである。

p1
一人ひとりが持ち場で最善を尽くすには、プロとしての「ものさし」が揃っていなければなりません。この「ものさし」が共通言語といえるのです。「阿吽の呼吸」は、「ものさし」が揃っているから成立します。そこに関わる人すべての「ものさし」が揃うことで、はじめて同じ目的に向かって進んでいくことが可能なのだと、日本の伝統建築を通して気づくことができました。
そして、そこには熱き情熱を絶やすことなく語り続けるリーダーの存在が不可欠です。プロフェッショナル集団の心をひとつにし、同じ夢に向かって進む集団を率いるリーダーの存在です。(中略)
トップが語る確かな言葉が、人を動かします。
トップが語る熱い言葉が、人の心を動かします。

p35
「世のため人のために働くことが生きる証である」と言われることがあります。世の中の役に立った、人様の役に立ったと実感できたとき、人は成長するものです。相手の立場に立って、自分にできることを考える。成長するとは、「人の心に寄り添い、人の思いを感じる力」がつくことです。

p36
目の前にいる人だけではありません。遠く離れたところで人生と闘っている人たちの心にも同じように寄り添い、自分にできることを考え続ける。「心に寄り添う力」が、リッツ・カールトンが定義する「ホスピタリティ」なのです。

p38
クレドは同じ感性と価値を共有して、同じものさしで行動できるように心を導くものですから、マニュアルのような細かい決まり事はありません。クレドは、スタッフが現場でさまざまな問題に直面したときのぶれない軸となり、物事を推し量るときのものさしになります。「心のおもてなし」をするための行動指針です。

p42
残念ながら、未だに従業員側に覚書や誓約書を求める企業は少なくないようです。会社が約束をするのと、従業員が約束させられるのでは信頼関係を築くという考え方に大きな違いがあります。会社から従業員への約束は、経営トップの覚悟がなせる業。まさにリーダーシップの賜物ではないでしょうか。
私がリッツ・カールトンの一員となり、「ゴールド・スタンダード」を手にしたときに感じた責任と充足も、こうした経営トップの覚悟に裏打ちされたものにほかなりません。

p48
「ワオ・ストーリー」を世界中のスタッフに発信する大きな理由は社員教育のためもありますが、もうひとつの大きな理由があります。一人ひとりのスタッフにワオ・ストーリーの場面を想像してもらうことです。お客様が喜んでくださっているシーンを想像する。それを誇りに思うスタッフを想像する。その場面を想像しながら「自分ならどうするだろう、何ができるだろう」と自分自身に問いかける。
スタッフ一人ひとりに感性の筋トレの機会を与え、考えることが習慣になると、自ら動き出すようになります。そこから新たな創意工夫が生まれてきます。誰もがやっていることを、誰もやらないレベルで考えるようになります。こうした機会をたくさん持つことは、「心からのおもてなし」をする上で大切なことです。

p54
成功するためには、「自分の年収の五パーセントを、自分の成長のために投資せよ」といわれます。(中略)
もし、現在の年収が五百万円なら、その五パーセントは二十五万円です。でも、目指す年収が倍の一千万円なら、その五パーセントは五十万円です。
二十五万円は今の自分を維持するために必要な投資額にすぎません。より高いステージを目指すのであれば、自分を磨き成長させるために五十万円の投資が必要ということです。 投資は自分を信じていなければできないことです。
投資は、「将来必ず大きくなって戻ってくる」と自分を信じ、自らを奮い立たせるためのものです。

p60
身につけるということは、身体が自然に動くようになるまで日々繰り返して会得することです。
誰もが当たり前だと思ってやっている日常の小さなことひとつひとつを、誰もがやらないレベルで繰り返しやっていくと、社員一人ひとりも、ホテル全体も変わっていきます。それが、ホテルマンとしても人間としても感性のアンテナを磨いていくということです。

p83
「恩返しではなく、恩送り」
人は、恩を受けると後進のために自分に何ができるのか考えるようになります。自分が受けた恩を後進のために活かしたいと思うものです。自分が人の上に立つ立場になったとき、次の人に同じことをしたいというスイッチが入るからです。

p89
本当はネイティブのように話すことができなかったから、聴くしかなかったのです。
でも、そのうち、話を聴き続けることは人間が本来持っている可能性を引き出すことだと気づきました。人の話に耳を傾けることは、相手を尊重することです。話を聴いてくれる人がいることは自信になります。人は、誰かに話すことで気持ちの整理をし、自分で答えを見つけることができると気づいたとき、それが日本人である私の仕事の流儀になりました。(中略)
相手を尊重して自分を主張しすぎない。常に、自分のことより相対する人に意識がいく。(中略)
傾聴。日本人は人の話に耳を傾け続けることが得意です。聴くことが苦痛ではない性格が、いつの間にかアメリカでの私の個性や強みになり、私の仕事の流儀の礎になっていきました。 

p101
みんなでリッツ・カールトンの価値を創造していく気持ちよさ、いい夢に巻き込まれていく実感、熱い温度の中で夢を共有し実現していく喜び。
目には見えない確かなものを手にしたとき、それはどんな高いサラリーをもしのぐ最高の報酬となります。経営陣と共に価値を生み出していく場で仕事ができることが最高のしあわせでした。
トップが語る言葉が、心を動かし、人を動かします。
シュルツィは経営者としてももちろん超一流の人ですが、リーダーとして秀でた人でした。
「彼と一緒に仕事をしたい。彼のエネルギーのシャワーを浴びていたい」
みんなが彼の下に集まってきます。彼の熱意に引き寄せられて。
「桃李言わざれども下自ら蹊を成す」。徳のある人は自ら求めなくても、世人がその徳を慕って自然に集まってくるということです。
人は誰でもリーダーと共に価値を生み出している実感を持ちたいものです。その実感があれば、給料やポジションに惑わされることもなく、本来やるべき仕事に情熱を傾けることができます。

p108
呼ばれ方ひとつで仕事に対する意識が変わります。言葉の力は人を変え、仕事を変えていきます。(中略)人は納得すれば動き出します。仕事に誇りが持てるようになります。でも、納得できなければ動かないものです。
経営者のスタッフに寄せる思いが、呼び方に表れています。思いを言葉にすることで、リッツ・カールトン全スタッフの「ものさし」が整っていきます。真実の言葉は、これほどまでに豊かで力強いエナジーとなるのです。

p109
日本初のリッツ・カールトン開業を託された私は、帰国前にシュルツィと話す機会がありました。
「トップになるときのコミットメント(腹の決め方)は三つある。それは、Love(愛)、Passion(情熱)、Courage(勇気)。この三つを失くした者はリーダーではない」
「その中から、あえてひとつを選ぶとしたら、リーダーとして中心に持ってくるものはなんですか」(中略)
「……勇気。リーダーにとってもっとも大事なこと。それは、勇気だ」
「そう、勇気だ。ひとりで決断する勇気。社員を信じ切る勇気。ほかの人の判断に惑わされない勇気。勇気こそが何ものにも優先されるべきものだと思う」
「勇気は語ることもむずかしいが、実行するのは、もっとむずかしい」

p111
性善説でも性悪説でもない、「性弱説」。
本来、人間は弱いもの。ときに誘惑に駆られることもあります。弱いからこそ、信じることで強くなる。弱いものを信じなければ、もっと弱くなってしまう。トップが人を育てるということは、弱いところもすべて受け入れる覚悟を決めることです。

p115
リッツ・カールトンには「リッツ・カールトン言語」があります。たとえば、お客様からのご要望には必ず「Certainly my pleasure.(かしこまりました。よろこんで)」とお応えします。「OK」でも、「Sure」でもありません。使う言葉が決まってくると態度も考えも決まってきます。そして、同じ言葉を使うことでスタッフ全員の「ものさし」が揃ってきます。

2013年2月10日日曜日

最近の日常

月~木
7:00-9:30 ホテルのカフェ/10:00-20:00 本職

金
10:00-18:00 本職/19:00-23:00 ホテルのカフェ

土・日
8:00-19:00 試験監督

ということで本当に休みなし。
本職で有給を取ってもホテルは必ず入ってるし。
人間ってこんなに働けるんだなぁと。

こういう体験はめったにできない。
とくに人との出会い。
夢多き人に少なからず出会った。
この歳にしていじめにあったりもしたけど、
(大晦日に大泣きして元日は顔が腫れ上がった)
これだけつらい思いをすれば、留学先でも大丈夫。

本職でもいろいろあって。
苦労したり努力したりしているのに、気づこうともしない人や
心ない言葉で落ち込ませるような人には、絶対になりたくない。

それから、親への感謝。
私の教育費を捻出するのに日々働いてくれた父と母。
ありがとう。

2013年2月5日火曜日

北欧料理リラ・ダーラナ


スウェーデンが気になっていたら(だってスコットランドのスターリングで1期過ごしたら、2期めはスウェーデンのルンドだもん!)素敵なお店を発見。職場から近いじゃないの!
http://dalarna.jp/

山場を一緒に乗り切ったとなりのIちゃんを誘ってランチ。しばし幸せな時間を過ごしました~。


店内には馬の人形がたくさん置いてあって。お店のHPによると、スウェーデンのダーラナ地方Dalarnaの民芸品で、Dalahast(ダーラへスト)と言うんだそうです。




サラダとパンとコーヒー(または紅茶)がついてきます。このパンがおいしかった!


これはIちゃん注文のチーズオムレツ。ふわとろ。


私は定番ミートボールのクリームソース。これがほんとうにおいしくて!リンゴのジャムが合います。今度はオバジン食べてみたいな。また来よう!

2013年2月4日月曜日

リッツ・カールトンとBARで学んだ高野式イングリッシュ


リッツ・カールトンとBARで学んだ高野式イングリッシュ

高野さんの本をまとめて借りたときに読んだ。もとの英語はこうだったのね、と思ったり。

p35
「アカデミック・スマート」と「ブック・スマート」は同義です。学問的な知識が豊富な人、偏差値が高い人や、知識やスキルを活かして仕事に入っていく人たちのことを示します。 反対に「ストリート・スマート」は、実地的で、実効的で、実践的な知識やスキルを持っている人のこと。 このタイプは、身をもって体験したことを糧にし、実社会でたくましく生きる強かな知恵を持っています。

p176
We make a living by what we get, but we make a life by what we give. Do you know whose words these are? Sir Winston Churchill.

p186
To get what we have never had, we must do what we have never done. It's never too late to be who you might have been. If you will spend an extra hour each day on study in your chosen field, you will be an expert in that field in five years. Feel the temperature. Passion will move mountains.

p202
What is our purpose of having a Credo? The Credo is for employees to understand and feel in their hearts and act on. The idea is that if people share the same values, they will naturally act in the same way.

p203
It could be worst crime if a company leader didn't show his employees a clear vision.

2013年2月3日日曜日

リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間


リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間

いつも読書したときはまず図書館で借りて、引用をワードに残しているのだけれど、これはワードに写しきれなくて、PDFで残してたりする。高野さんのリッツ本の中ではバイブルのような本かもしれない。自分自身の心構えは当然ながら、最高のサービスをするための会社としての仕組みは、日常に負けることはあっても、やっぱりすごいと思わざるを得ない。

クレドのゴールド・スタンダードは、毎朝、明治神宮前で副都心線から千代田線に乗り換えたときに見返すのだけれど、いまだに全部覚えきれていない。未熟。


P34
チャールズは今まで考えることすらなかった、ある光景を思い浮かべていた。何十人という水兵が、船底に近い作業場の長いテーブルに向かって、毎日、何時間も黙々とパラシュートを折りたたみ、丁寧に詰めている姿を。
言葉を交わすことすらないパイロットたちの、しかし間違いなくその運命を左右する仕事を、彼らは黙々とやっていたのだ。
チャールズは言う。人は皆、気づかないうちに、誰かに様々なパラシュートを詰めてもらっている。物理的なパラシュートだけではなく、思いやりのパラシュート、情緒的なパラシュート、そして祈りのパラシュートも……。

P78
全従業員に向けてストーリーを配信するのには、二つの理由があります。ひとつは教育のため。ワオ・ストーリーに出てくるシチュエーションに遭遇したら自分はどうするのか。それを自分自身に問いかけて、お客様に感動を与えることについて考えてもらうのです。
そしてもうひとつの理由が従業員に「プライド&ジョイ」(誇りと喜び)を感じて仕事をしてもらうためです。(中略)人が自分の能力をもっとも発揮するのは、この「誇りと喜び」が一緒になって相乗効果を生んだときではないでしょうか。

リッツ・カールトンを支える七つの仕事の基本
1 PRIDE & JOY 誇りと喜びを持てば意欲が湧く
2 Don't think. Feel. 考える前に、お客様の温度を感じなさい
3 Let's have fun! 仕事を楽しめば自分の感性が発揮できる
4 CELEBRATION お祝いしたいと思う気持ちがサービスの質を高める
5 PASSION 情熱は組織を動かす大きなエネルギーになる
6 EMPOWERMENT お客様の願望をスピード解決

P94
リッツ・カールトンは、「心のためのチキンスープ」を非常に大切にするホテルです。これはアメリカの慣用句で、「心を暖める行動や話」という意味です。風邪を引いて体を温めなくてはいけないときにチキンスープを飲む習慣からきたものです。そこから派生して、心が風邪を引いて元気がないとき、気持ちが弱っているときに、心を温めて元気を取り戻させるものを「心のためのチキンスープ」と呼ぶのです。
テーブルの上のお花も「心のためのチキンスープ」のひとつです。お花を見て元気を取り戻してくださるお客様がひとりでもいるならば、私たちはお花を飾り続けたいのです。

P132
ファーストクラス・カードはスタッフ間のコミュニケーションツールとして機能しているだけではありません。
カードは手渡す前にコピーされ、オリジナルをヘルプしてくれた相手に渡し、写しを人事のセクションに回します。人事のほうでは、カードをもとに誰がどんなヘルプをしたのかを詳細に記録します。その結果は、次の人事査定の参考資料としても使われます。つまりファーストクラス・カードは、頑張っているスタッフを正当に評価するための仕組みでもあるのです。

P133
リッツ・カールトンで使われている、サービスに対するもうひとつの科学的なアプローチに、「サービス・クオリティ・インジケーター(SQI)」というのがあります。
これは、毎日の仕事やサービスを提供する場面で起きてくる欠陥事項、失敗事項、あるいは問題事項などを、一つひとつ数値化して、記録に残す作業のことを指します。まさに顧客不満足度の数値化のようなものです。
大切なのは、お客様に快適に過ごしていただくために、従業員一人ひとりがお客様と同じ感性で問題意識を持ちながら仕事に取り組むということ。
ホテルマンといえども人間ですから、完璧ということはありえませんし、間違いを犯すことも多々あります。心ならずもお客様に不快の念を与えてしまうこともあるでしょう。そういうとき、それを情緒的に解決するだけではなく、科学的にアプローチすることによって、できる限り完全な状態を創り出すための努力は必要なのです。

P158
単純に思える仕事もビジョンを持てば成功に結びつく
向上心の高い人は、バスボーイの仕事からでも何かを学び取り、それをお客様へのサービスになんとか還元しようと考えます。たんなる仕事だからという感覚でお皿を片づけている人とは働く姿勢が違うのです。
同じバスボーイの仕事でも、一年も経つと感性の高い人とそうでない人のあいだに圧倒的な差が開きます。
一方は、毎日運ぶお皿の感触を通して硬さや重さを知り、触っただけでどこのメーカーのお皿なのかがわかるようになります。何も考えていない人は、一年経っても同じ。相変わらず欠けやすいお皿も重ねて運んでいるに違いありません。
どうしてこのような差が開いてしまうのか。もちろん本人の資質の問題もありますが、私は会社が自社のビジョンやミッションをきちんと従業員に理解させているのかという問題が大きいと思います。
単純な作業をロボットのようにただこなしていくだけでは、やがて感性は摩耗していきます。しかし、そこに明確な目標やビジョンが加わると、単純な作業も自分の感性を発揮できる仕事へと様変わりします。
従業員の感性を鈍らせてしまうのは、単純作業や地味な仕事ではなく、「ビジョンなき仕事」なのです。

P161
毎日の「ラインナップ」(朝礼)が社員を育てる
大切なのは、自分の頭で考えるプロセスです。マニュアル化して「ああしなさい、こうしなさい」と教えても、企業理念やビジョンを浸透させることはできません。自社の理念やビジョンは、自分自身に問いかけてもらうことではじめて従業員の血となり肉となり、具体的なサービスへと反映されていくのです。
社員教育は、たとえるなら社員の心のなかに山道をつくるようなものかもしれません。年に一度しか人が歩かないような山道は、大掛かりに草を刈ったとしてもすぐにまた草が生えて行く手を塞ぎ、歩けなくなります。
歩きやすい道を作るには、毎日繰り返し歩いて踏みならしていくしかない。その作業としての行いが、毎日のラインナップなのです。

P164
会社のトレーニングは最小でいい
入社したスタッフにリッツ・カールトンが伝えるのは、ビジョン、ミッション、企業哲学といった、基本的な部分のみなのです。
それにも関わらず、お客様に満足度の高いサービスを提供できるようになっていくのは、従業員一人ひとりの向上心の高さと、それを育む職場環境の相乗効果だと思います。どうすればリッツ・カールトンの理念や哲学を具体的なかたちに表わすことができるのか。そのためには、どのようにして従業員全員の感性を高め、価値感を共有することができるのか。自らの行動と考え方を、『感性の羅針盤』であるクレドに照らし合わせて紡ぎだしていくという環境が整っているのです。
リッツ・カールトンでは、採用の段階で応募者の人間としての資質を重視しています。品格、協調性、集中力などですが、向上心もまた、とても大事な要素となります。向上心の高さは、ビジネスにおいてプロフェッショナルの条件ともなるからです。リッツ・カールトンの入社後の研修が最小であるということも、従業員が一定の基準をクリアしているという前提のもとに成り立っているといえるでしょう。

P166
目指す年収の五パーセントを自分に投資する
「タカノ、君は自分のキャリアパス(人生設計図)をちゃんと意識しながら働いているか。どの分野でもいい。本当に成功したいのであれば、目指す収入の五パーセントは自分に投資するくらいでなければだめだ。それと、もっともっとセンス(感性)を磨くことだ」
今の年収の五パーセントを投資するというのは、現在のキャリアを維持するために必要な投資。それに対して自分自身を磨き、より高みの成功に導くためには、まず目指す収入目標を明確に決めること。いまの年収五百万円を倍にすると決めたら、一千万円の五パーセントである五十万円を自分の成長のために、いま投資するということなのです。

P214
ビジネスにおいて「紳士淑女であるお客様にお仕えする紳士淑女である」ということの真意は、エレンのように、いただいたビジネス以上の価値をお客様に返すということ。これを毎年、毎年コツコツと繰り返すことです。紳士淑女への近道はありません。
いつも相手のことを考え、最高のホスピタリティを発揮するための努力を積み重ねていけば、それが自分の習慣となっていきます。そして習慣化された行動はホスピタリティマンとしての人格を形成していく。お客様の立場にたった会話、お客様の成功を手助けするための提案、それらは必ず結果となって表れ、お客様からの評価に結びついていきます。そして長い年月をかけてワインが樽で熟成するように、相互に尊敬しあえる関係が築かれていきます。
ホスピタリティ産業で働くことの本当の醍醐味はそこにあるのではないでしょうか。

2013年2月1日金曜日

CWAJ海外留学大学院女子奨学金の申請結果


更新遅くなりました。11月に申請したCWAJ奨学金の申請結果。
http://nabochainuk.blogspot.jp/2012/11/cwaj.html

31日に届かなかったのでメールで問い合わせていて、手紙が来る前に結果を知りました。分かっていたけど凹むものは凹む。。。来年度はすでに海外にいるから応募できないし。

今月申請する3つの奨学金(スターリング1つとスコットランド2つ)、過去にダブルでもらっている人もいるとのこと。頑張ろう!