2012年10月16日火曜日

Steel Magnolias


この作品のタイトル(マグノリアの花たち)を紹介したとき、なでしこジャパンをたとえにしたのを覚えている。芯の強い、美しい女性たちの物語、と。

通っていた英語学校でドラマの演目を探していて、偶然見てピンときたのだけれど、そのあと黒人女優たちでリメイクされることを知って(2012年10月7日公開)、いい作品というのは繰り返し作られるんだなと思った。Hairsprayのときは映画→ミュージカル→映画だったけど、今回は舞台→映画→テレビ映画。
http://www.mylifetime.com/movies/steel-magnolias
http://photos.essence.com/galleries/7-reasons-we-loved-steel-magnolias-remake

私は留学準備が大変になってしまい、自分で作品選んでscript書いてcastも決めたのに勝手に抜けてしまった。やめてなければ出願準備も奨学金の申請もできなかったからそれは後悔していないけれど、やっぱりメンバーにはほんとうに申し訳なかった。というより自分のことなんか全然つまらなくて他人と一緒に何かを作り上げることの方がよっぽどやりがいがあるし熱中できるのだ(笑)。だからこの前の発表を見て、クラスのメンバーのあたたかさに涙してしまった。


どこかでsix resilient womenのstoryだと言っていたけど、resilientという言葉がほんとうによくあてはまる。Longmanではable to become strong, happy, or successful again after a difficult situation or eventと説明している。クラスではBe strong and gentle like Steel Magnolias -Love and Hope helps you- をメッセージにしたけれど、それがほんとうによく伝わってくる、いい舞台だった。

ドラマをつくる過程で一番おもしろかったのは、男性陣が総じて「日常にある話でflatで全然おもしろくない」と言っていたこと。日常こそがドラマだと思うけど、男性の視点が全然違うことにびっくり。でもやっぱりこれは女性の物語なのだろう。

女性はよく花に例えられる。なでしこジャパンだって、もとは清楚で凜とした美しさを持つ日本女性をたたえる言葉「大和撫子」からとったものだ。アウンさん・スーチーさんがSteel Orchidと言われているように、私も花に例えられるように強く美しく、そしてしなやかに生きたいものだ。


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